最強ドジャース打線、MVPが4人に? 成績急落で放出も…浮上した4年ぶり復帰案

ヤンキースのコディ・ベリンジャー【写真:ロイター】
ヤンキースのコディ・ベリンジャー【写真:ロイター】

米メディアが伝えたオフの「10大衝撃ニュースを予想」

 ワールドシリーズも終わり、メジャーでも“オフらしい”話題が続々と出始めている。米スポーツ専門メディアはヤンキースからオプトアウトしてFA市場に参戦したコーディ・ベリンジャー外野手について、ドジャースが獲得に動く可能性について言及している。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のジョエル・ロイター記者が、オフの「起こりえるMLBの10大衝撃ニュースを予想」を掲載。今年のFA市場の最大の目玉は今季カブスでプレーしたカイル・タッカー外野手で、ドジャースも狙っているとされるが、ヤンキースも獲得に動く可能性も浮上している。

 そこで同記者はドジャースがタッカー獲りに失敗した場合の“プランB”を予想。「昨オフにマイケル・コンフォートと結んだような、ベテラン外野手との1年契約に再び踏み切る可能性もある。候補としては、マックス・ケプラー、マイク・ヤストレムスキー、ハンター・レンフロー、レーン・トーマスなどが挙げられる」と展開した。

「また、トレント・グリシャムやハリソン・ベイダーと複数年契約を結んで、中堅を任せ、アンディ・ハぺスを左翼に回すという選択肢もあるだろう。ただし、グリシャムは”大当たりか大外れか”というタイプであり、ベイダーはキャリアを通じて好不調の波が激しい選手だ」と言及した上で、「最も良い代替案はコディ・ベリンジャーとの再契約になるかもしれない」と持論を述べた。

 ベリンジャーは今季ヤンキースで打率.272、29本塁打、98打点をマーク。2017年から2022年まではドジャース、2023年から2年はカブスでプレーし、この2年間では打率.286、44本塁打、175打点の成績を残していた。

 同記者は「ドジャースでキャリアをスタートさせた6年間で、彼は2017年のナ・リーグ新人王と2019年のナ・リーグMVPを受賞している。しかし、2021年と2022年には成績が急落し、最終的にノンテンダーFAとなった」と説明。「再びインパクトのある選手として復活を遂げており、平均年俸3000万ドル(約46億円)級の契約を手にする可能性がある」。30歳の大砲がFA市場をにぎわすことになりそうだ。

 チームにはすでに大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手のMVP受賞経験者が3人並んでおり、“MVPトリオ”とも称される。ベリンジャーが再びドジャースに復帰したら、更なる強力な打線になることは間違いなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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