ド軍FAロハスが強調した「お金じゃない」 大谷翔平も“呼びかけ”、復帰を願う理由

ロハスやキケら7選手がFAに
ワールドシリーズを連覇したドジャースはこのオフ、ミゲル・ロハス&エンリケ・ヘルナンデス両内野手、マイケル・コンフォート外野手ら計7選手がFAとなった。去就が注目される中、今季野手最年長36歳のロハスは再契約への思いを明かした。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は8日(日本時間9日)に自身のX(旧ツイッター)を更新。ロハスへのインタビュー映像を公開した。マッケイン記者から今後もキャリアを続けるならドジャースか、と聞かれたロハスは頷きながら「俺もドジャースに戻ってプレーしたい」と思いを語った。
「俺たちは3連覇を成し遂げるチャンスに値すると思う。それが、常に言い続ける、自分の主なモチベーションなんだ。お金を得るとか、良い契約を結ぶとか、そういうことではありません。この中心のメンバーをもう1年維持し、3連覇への機会を得ることなんだよ」と、ロハスは21世紀初の連覇を成し遂げてもなお、3連覇への意欲を示した。
ワールドシリーズで最後に3連覇を成し遂げたのは、1998~2000年のヤンキースまで遡る。戦力均衡策が敷かれる北米4大スポーツにおいて、連覇すること自体も相当な偉業だが、3連覇となれば今後お目にかかれる機会もないかもしれない。そして来季のドジャースは、大記録に挑むことができる唯一のチームだ。
ロハスは繰り返す。「昨年キケとテオ呼び戻し、皆を呼び戻して1年間、連覇を目指せたのは素晴らしかった。俺たちはもう一度一緒にやる、少なくとも中心メンバーは、長い間ここにいる選手たちと一緒に、もう一度挑戦する機会に値すると思っています」。
ワールドシリーズ第7戦の9回1死からチームを救う同点弾を放ち、好守でチームを支えてきた英雄。大谷翔平投手からは「ミギー、来年で引退はできないよ。あと10年、僕と一緒にプレーするんだから」という言葉をかけられたことも明かしている。ロハスの去就に注目が集まる。
(Full-Count編集部)