52歳イチロー氏が柵越え連発 殿堂入り後も高校指導…63スイング中9発に拍手喝采

フリー打撃で快音を響かせるイチロー氏【写真:代表撮影】
フリー打撃で快音を響かせるイチロー氏【写真:代表撮影】

イチロー氏が中越高を指導

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が8日から2日間にかけて新潟・中越高の指導を行った。2020年から始まり6年目を迎えるこの取り組み。自らフリー打撃も行い柵越えを連発した。

 イチロー氏は引退した翌年の2020年12月に智弁和歌山高を指導。そこから毎年、高校野球の指導にあたっている。今季は日本人として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたメモリアルイヤーだが、高校球児に愛情を注いだ。

 初日にはフリー打撃を披露。「1本、ホームランを打つまでは終われないルールです」とルールを課してバットを握った。52歳とは思えぬ打棒を、最終的に63スイングで9本のアーチをかけた。

 スタンドに入るたびに保護者から拍手が。一方で、右方向に打球が切れると「これは僕が嫌いな軌道。なぜフックするかというと、(開きが)早い」と説明。後半は「ばててきた時がチャンス。今がチャンス。崩さないようにする」と言い聞かせてバットを振った。

(Full-Count編集部)

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