中田翔が告白「ビビってた」 引退後の大役でド緊張…後輩から“ツッコミ”も滲む人柄

現役通算309本塁打、1087打点で引退
今季限りで現役を引退した中日の中田翔内野手が、日本ハム時代の後輩、杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル「熱スギヤch」に出演。引退後の初解説の仕事を振り返った。
中田は9月19日に本拠地バンテリンドームで行われたヤクルト戦が引退試合に。「4番・一塁」でスタメン出場し、ヤクルトの先発吉村の前に3球三振で現役最後の打席を終えた。
10月16日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージの阪神-DeNA戦では関西テレビの中継で、引退後に初めてとなる解説を務めた。この件について杉谷氏から「温かみがあるというか、すごい真面目だなと思ってしまって。大将っぽい良さはなかったなと」と指摘を受けてしまった。
熱狂的ファンが多い甲子園球場で、元阪神監督の矢野燿大氏と今季限りで退任したヤクルトの高津臣吾監督との共演だったこともあり、「俺? みたいな。絶対人選ミスってるやん」と、緊張していたことも明かした中田。「しゃべるっていうことは、いろんな聞く人がいっぱいおるやんか。炎上ビビってたのもあるかも」と明かすと、杉谷氏は「らしくないですね」「大将らしく解説も豪快にしていただきたい」と爆笑していた。
今後の解説者としての理想にも触れ、選手を傷つけるような解説には「そういうのは避けたいね」と語った。よりプレーを楽しめる解説を目指したいといい、「いい選手には、ここが素晴らしいと思いますという伝え方を」と語っていた。