ド軍に仰天「マンシー&村上宗隆」プラン 1年の“猶予”…元GMが断言「正真正銘の50発男」

ヤクルト・村上宗隆【写真:古川剛伊】
ヤクルト・村上宗隆【写真:古川剛伊】

ドジャースはマンシーのオプションを行使したが…

 メジャーリーグはストーブリーグに突入し、このオフのFA市場ではヤクルト・村上宗隆内野手に熱視線が送られている。契約や移籍先候補の分析が様々される中で、元レッズ、ナショナルズGMのジム・ボウデン氏はマックス・マンシー内野手のオプションを行使したばかりのドジャースが理想の移籍先とした。

 MLBネットワークのラジオ番組「シリウスXM」は9日(日本時間10日)、自社X(旧ツイッター)を更新。同番組の司会を務めるボウデン氏による村上の評価を掲載した。同氏はWBCで実際に村上のプレーを見ており、映像を踏まえた上で「パワーはモンスター級です。彼は、正真正銘の(シーズン)50発男です。アロンゾ、シュワーバー級のパワーの持ち主」と称えた。

 村上は2022年に56本塁打を放ち、今季も69試合の出場ながら24本塁打を放つなど、天性のスラッガーとしての才能は十分にMLBでも通用すると見られているようだ。空振りの多さについてはボウデン氏も危惧しているものの、「まだ25歳です。三塁手としては平均以下、一塁手としてはまずまずの守備力。努力をすれば、成長するかもしれません」と成長の余地があると見ているようだ。

 選手としては「最低限でもマンシー、最高でハーモン・キルブルー(通算573本塁打で殿堂入り)級の活躍を期待できると思います。彼の打撃が本当に好きです」と高い期待を寄せている。

 では、村上の理想の移籍先はどこか。ボウデン氏はドジャースと断言する。「『つい最近、彼らはマンシーの1000万ドル(約15億3600万円)のオプション権を行使したじゃん』と、言うかもしれませんが、ムラカミはササキ、ヤマモト、オオタニと一緒にプレーしないといけません」と強調した。「マンシーと比べて10歳も若いんですよ! 開幕はマンシーを正三塁手として起用して、ムラカミは一三塁の控えとして起用しながら成長させればいいのです」と、徐々にMLBに慣れさせることができることもメリットに挙げた。

「そして、完全に成長しきった時には、マンシーを超えているでしょうから彼(村上)が正三塁手になることでしょう」とし、オプションを行使してもなお、ドジャースにとって村上を獲得することがプラスになると見ている。

(Full-Count編集部)

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