DeNA、桑原将志のFA権行使を発表「野球人生を後悔なく」 “ハマのガッツマン”が決断

GG2回の名手「熟考を重ねた結果」
DeNAは12日、桑原将志外野手が海外フリーエージェント(FA)権を行使したことを発表した。桑原は球団を通じて「熟考を重ねた結果、自分の野球人生を後悔なく過ごしたい思いから、フリーエージェントの権利を行使することを決断いたしました」と決断に至った思いを明かした。
桑原は福知山成美高から2011年ドラフト4位指名で入団。プロ入り時は内野手だったが、2014年から登録を外野手に変更すると徐々に1軍の出場機会を増やし、2016年には自身初の規定打席に到達した。2021年から5年連続で100試合以上に出場し、今季は打率.284、6本塁打27打点の成績を残した。
フィールドを縦横無尽に駆け回るダイナミックな守備が持ち味で、2017年と2023年にゴールデン・グラブ賞を受賞。昨季は日本シリーズ新記録となる5戦連続打点、歴代タイ記録のシリーズ6試合9打点と大暴れしてMVPを受賞した。
「私をプロ野球選手として育ててくださった横浜DeNAベイスターズに、心より感謝申し上げます。この度、一人の選手として、自身の野球人生と真剣に向き合い、熟考を重ねた結果、自分の野球人生を後悔なく過ごしたい思いから、フリーエージェントの権利を行使することを決断いたしました」と感謝の思いとともに心境を述べた。
“ハマのガッツマン”としてファンにも愛された切り込み隊長の去就に注目が集まる。
(Full-Count編集部)