西武・今井の争奪戦が20日に開始 代理人ボラス氏説明…由伸との“違い”「逃した球団が興味」

年内決着の可能性も…取材に応じたボラス氏
西武からポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す今井達也投手の代理人を務めるスコット・ボラス氏が12日(日本時間13日)にGM会議の行われているラスベガスで取材に応じ、今井のポスティング交渉期間は19日(同20日)に始まると明かした。
ボラス氏によると、19日(同20日)に獲得交渉可能選手としてMLB30球団に通知される予定。クオリファイングオファーの返答期限翌日の解禁となる。交渉期間は45日間で、1月2日(同3日)が期限。すでに申請が行われたと報じられている村上宗隆内野手と同様、年内に移籍先が決まる可能性もある。
ボラス氏は今井について「FA市場で最も若い投手。今年のパフォーマンスは素晴らしく、NPBでも山本由伸クラスの投球を披露していた」とコメント。「山本と同じレベルの球速を持っているが武器はスプリットではなくチェンジアップ。スプリットと同じように機能しながらも、肘への負担が少ない」と違いを指摘。「山本を逃した多くのチームが今井に興味を持っている」と話した。
今井を巡っては、複数の球団が興味を示しており、11日(同12日)に取材の応じたパドレスのAJ・プレラーGMは「私も日本で視察した。ポスティングされたときには万全の準備で挑む」と交渉に乗り出す意向を明かしていた。
(Full-Count編集部)