大谷翔平は「史上最高のFA契約」 1081億円は“格安”…LA記者絶賛「1シーズンで回収した」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平は10年7億ドル(約1081億5700万円)でドジャースと契約

 在籍2年で達成された圧倒的な偉業の数々だ。2025年の最優秀選手(MVP)が13日(日本時間14日)、「MLBネットワーク」で発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が満票で3年連続4度目となる受賞を果たした。4回の受賞はバリー・ボンズに次いで歴代単独2位の快挙となり、地元メディアは大谷が長期契約の中ですでに計り知れない価値を生んでいると主張している。

 大谷は今季打率.282、55本塁打、102打点、OPSはリーグトップとなる1.014を記録した。3年連続の本塁打王こそ逃したものの、投手としても14試合に登板して1勝1敗、防御率2.87を記録している。

 この日はリーグMVPに加えて、ハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞(最優秀DH)、オールMLBのファーストチームにも選出され、1日4冠の受賞ラッシュとなった。大活躍の大谷は昨年から10年7億ドル(約1081億5700万円)でドジャースと契約を結んでいる。地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は「どのスポーツにおいても、史上最高のFA契約だ。(他の契約は大谷と比べて)程遠いよ。2年で満票MVP2度、そしてワールドシリーズ2度。ドジャースは1シーズンで契約全体(の金額)を回収した」と絶賛を止めることがなかった。

 米スポーツ局「ESPN」の元記者ジューン・リー氏によると、大谷は契約1年目でドジャースからの投資額を全て回収したとされており、この短い期間ですでにとてつもない利益を生んでいるとしている。大谷が1日で数々の賞を手にし、マッケイン氏が「史上最高」と主張するのも無理はないのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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