28歳便利屋に浮上したド軍入り キケの代役に適任か…ヤ軍ら大争奪戦も「有力な移籍先」

ドノバンは残り2年保有可…2022年にGG選出
2年連続ワールドシリーズを制したドジャースは、来シーズンに1998~2000年ヤンキース以来となる3連覇を目指す。このオフも大物選手を獲得すると目されている中、トレード市場では“便利屋”を補強する可能性が浮上しているようだ。
MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は13日(日本時間14日)、このオフのトレード展望記事を寄稿。カージナルスのブレンダン・ドノバン内野手には「多くの球団から関心が寄せられており、トレードされる可能性が高いように思われる」と分析した。そして「ヤンキース、ドジャース、ロイヤルズ、ガーディアンズなどが有力な移籍先と考えられている」としている。
ドイツ出身で28歳のドノバンは2023年から3年連続で2桁本塁打をクリア。コンタクト能力の高さも光るが、何と言っても持ち味は守備だ。二塁をメインに内野全ポジションをこなし、外野両翼も平均以上をこなす。1年目にはユーティリティ部門でゴールドグラブに選ばれている。
ドジャースはこのオフ、ミゲル・ロハス&エンリケ・ヘルナンデス両内野手やマイケル・コンフォート外野手らがFAになった。特にキケは便利屋としてマルチポジションをこなし、故障者が出た際も多面的にカバーしてきた。ドノバンは年齢も若く、またあと2年間保有できるのも魅力。ドジャースのトレード市場の動きも注目したい。