ボンズすら未経験…大谷翔平は「本当に馬鹿げてる」 反論すら起きない“絶対領域”

3年連続MVPはボンズ以来2人目…4度受賞は歴代2位
ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、全米野球記者協会によるナ・リーグの最優秀選手賞(MVP)を満票で受賞した。3年連続は2001~2004年のバリー・ボンズ以来2人目、4度はボンズの7度に次ぐ歴代単独2位となった。米データ会社は“大谷だけ”の絶対的偉業に脱帽している。
ドジャース加入2年目の今季は自己最多となる55本塁打をマーク。3年連続の本塁打王とはならなかったが、OPS1.014はリーグ1位&3年連続の大台を突破。MLB公式に掲載されているスタッツでは、146得点、長打率.622、OPS、89長打、380塁打、20敬遠、ISO.340の“7冠”を達成した。
また、6月には投手としても復帰を果たした。計14試合に先発登板し、47イニングを投げて1勝1敗、防御率2.87、62奪三振。勝利貢献WAR(ファングラフス版)は打者として7.5、投手で1.9を記録し、ナ・リーグ1位をマークした。
もはやMVP受賞は既定路線。焦点は満票か否かだけだったが、見事に30人の記者から1位票を30集めて満票選出となった。もっとも、大谷の過去の受賞はいずれも満票。反対意見すら起きないのだから、それだけ圧倒的というわけだ。
これを受け、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」自社X(旧ツイッター)は「MLB史上、MVPを満票で複数シーズン獲得した選手はショウヘイ・オオタニ以外にいない」と大谷の偉業を紹介。そして「今や4度も達成した。完全に馬鹿げている」と脱帽するしかない様子だった。
(Full-Count編集部)