“手負い”の高校生が衝撃弾「ちょっとレベルが」 名将も脱帽…X騒然「バケモノ」

2ランを放った神戸国際大付・川中鉄平【写真:加治屋友輝】
2ランを放った神戸国際大付・川中鉄平【写真:加治屋友輝】

初戦は初回に負傷交代…準決勝3回に豪快2ラン

 異次元のパワーを見せつけた。明治神宮大会が17日、高校生の部の準決勝が行われ、神戸国際大付(兵庫)が6-2で英明(香川)に勝利した。先制弾を放ったのは“手負い”の4番。バックスクリーンに飛び込む一発に「えぐい」「高校生離れ」と驚きが広がっている。

 チームに先取点をもたらしたのは、「4番・一塁」で先発した川中鉄平外野手(2年)だ。15日の初戦・2回戦では足を痛めた影響で初回の守備から退いており、状態が心配されたものの、大事な一戦で復帰を果たした。0-0で迎えた3回2死一塁の第2打席、真価を発揮する。

 英明のエース・富岡がフルカウントから投じた7球目の132キロ直球を振り抜いた。快音響いた打球はライナー性だったが、ぐんぐん伸びてセンターバックスクリーンへ一直線。川中は足を引きずるような形ながらも、笑顔でダイヤモンドを一周した。

 この試合を解説していた明徳義塾・馬淵史郎監督も「いやぁ最近見たことがない打球ですね」と驚くほどの驚愕弾。SNS上でも「川中ガチえぐいやん」「川中くんといい九国の牟禮くんといいバックスクリーンはバケモンすぎ」「足負傷の中でこの凄まじい打球、高校生離れした長打力」「ちょっとレベルが違う」「凄まじい」と称賛の声が送られた。川中を含めた強力打線が後押しし、神戸国際大付は全国制覇まであと1勝としている。

【実際の様子】「最近見たことがない」 負傷中でも…川中鉄平のバックスクリーン弾に騒然

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