DeNA宮崎敏郎「悔しいシーズン」 不振や怪我離脱も…現状維持で更改、来季6年契約5年目

契約を更改し会見したDeNA・宮崎敏郎【写真:町田利衣】
契約を更改し会見したDeNA・宮崎敏郎【写真:町田利衣】

三浦前監督へ「リーグ優勝して胴上げしたかったなという思いがあります」

 DeNAの宮崎敏郎内野手が17日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円(金額は推定)で契約を更改した。不振や故障のあった今季を「悔しいシーズン」を振り返り、6年契約の5年目となる来季に向け色紙に「勝」としたためた。

 プロ13年目の今季はレギュラー定着後では最少となる95試合の出場で打率.277、6本塁打、39打点。9月上旬には右膝後十字靭帯の部分損傷で離脱し、シーズン終盤、クライマックスシリーズ(CS)では戦力になることができなかった。「チームとしてもリーグ優勝できていないし、個人としても1年間完走できなかったというのは非常に悔しく思っています」と唇を噛んだ。

 5年間ともに戦った三浦大輔監督は今季限りで退任した。「5年間、監督のもとで野球をできたのは本当に勉強になりました」と感謝しつつ、「三浦監督をリーグ優勝して胴上げしたかったなという思いがあります」と心残りを口にした。

 右膝の状態は、すでにリハビリを卒業し通常通りに動ける状態だという。36歳は「キャンプインに向けて(オフは)動ける体づくりをメインに、強化も含めてですね。例年よりランニングの量は増えるかなと思います」と先を見据えた。

(町田利衣 / Rie Machida)

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