大谷翔平だけ“バグってる”異常現象 ファン困惑「どうやって?」…躍動が生んだ謎の数字

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

創設7年目の賞を大谷だけが8度受賞

 通常ならば有り得ないことが起きている。13日(日本時間14日)に発表された両リーグのベストナインに相当する「オールMLB」で、ドジャースの大谷翔平投手は当然の如くファーストチームの指名打者に選出された。この賞は創設7年目なのだが、大谷はこれで8度目の受賞という異常現象が起きている。

 この「オールMLB」は2019年に創設され、両リーグ全体から各ポジションで最も優れた「ファーストチーム」と、それに次ぐ「セカンドチーム」に分けて表彰される。ファンと専門家の投票で決まる。

 創設7年目にも関わらず、8回も受賞できているのには大谷ならではの理由がある。投打二刀流という唯一無二の活躍を見せる大谷は、2021年にファーストチームでは指名打者、セカンドチームでは先発投手の2部門で選出。さらに2022年にはファーストチームの先発投手とセカンドチームの指名打者に選ばれ、2023年は先発投手と指名打者の両方でファーストチームに選出。3年間で6度受賞していた。

 昨年と今年は指名打者でファーストチームに選ばれ、これで5年間で計8度の受賞となった。ヨルダン・アルバレス外野手(アストロズ)、ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)、フレディ・フリーマン内野手(同)、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、フアン・ソト外野手(メッツ)の各5度を上回り、圧倒的な回数でトップに立っている。

 創設7年目の賞で受賞8回という異様なペースを、MLB公式X(旧ツイッター)も紹介。SNSでは「ちょっと何言ってるかわからない」「2025から2019を引くと…7年だよな…どうやってショウヘイは8回なんだ?」「時空を超越してるじゃないですかw 大谷選手ならありえそうなのが怖い」「年数概念すら越える漢」「別次元にいることを証明し続けている」「2019年からまだ7シーズンしかないんだよ。オオタニの数字を盛らなくていい、すごいのはわかってるから」「面白すぎる。そりゃ回数ぶっちぎるわ」「バグが起きてる」「創設7年で8回受賞してる人いるのおかしくて好き」などの反応が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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