大谷翔平は「愛犬の訓練も」 ド軍OBが称賛したスーパースターとの“違い”「何だってやる」

ド軍OBが称賛した大谷の多才ぶり「スーパースター」
米スポーツ局「ESPN LA」は14日(日本時間15日)、ドジャースに馴染みのある米識者をゲストに招いて行ったトーク番組を公開した。番組中に司会者から「日々並外れた進化を遂げるショウヘイ・オオタニをどう表現しますか?」と質問が投げかけられると、大谷翔平投手が秘めた魅力について議論が交わされた。
ドジャースのエースとして、1988年のワールドシリーズでMVPに輝いたオーレル・ハーシュハイザー氏は「人類最高のアスリートだと思います」と絶賛。「(投打)共に緻密な準備をして、同じシーズンでエリートなレベルで成し遂げてしまうのです。彼のやっていることはクレイジーです。体格に恵まれていますが、(それに加えて)素晴らしい練習態度と頭脳の持ち主です。非常に若い頃から目標設定をしていましたね。こうなりたいから、いつまでこれをするって感じです。(その目標に対して)自制心を持って取り組んできたんです」と称えた。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」実況を務めるスティーブ・ネルソン氏も「そこが(他の選手とは)違うところです」とハーシュハイザー氏の言葉に頷いた。続けて「感情とマインドを冷静に保つことができます。彼のペースで毎試合集中して臨むことができています。間違いなく、そこが(他の選手とは)違うところです」と強調した。
ハーシュハイザー氏は大谷のプレー以外の面での振る舞いも称えた。「(大谷の凄さは)アスリートとして物事を分けて考えられるだけではありません。マナーがあるのです。(チームメートと)関係を築く為に、言語を習得したりもします。結婚し、お子さんが誕生しました。でも、(試合では)スーパースターです。(デコピンが)始球式をできるように、愛犬の訓練もします。彼は何だってやるのです」と、大谷の多才ぶりを熱弁した。
「異競技含めて、私たちは最高の活躍をする選手に対して称賛したりしますが、私生活はめちゃくちゃだったりします。でも彼の場合、(野球以外の)全ても(完璧に)やってしまうのです」と、ドジャースのレジェンドは、私生活を含め野球に全てを捧げる大谷の姿に感服していた。
(Full-Count編集部)