九州国際大付、神宮大会を初制覇 “プロ注目”の強打者・牟禮は3打点&1年生左腕が強力打線封じる好投

明治神宮大会を制した九州国際大付【写真:加治屋友輝】
明治神宮大会を制した九州国際大付【写真:加治屋友輝】

九州国際大付が悲願の初優勝達成

 第56回明治神宮野球大会は19日、神宮球場で高校の部決勝が行われ、九州国際大付(福岡)が神戸国際大付(兵庫)に11-1で快勝。悲願の大会初優勝を飾った。福岡勢としては東福岡以来25年ぶりの優勝。九州地区は来春の選抜高校野球大会の神宮大会枠を獲得し、出場校が「4」から「5」に増える。

 打線は初回、3番・吉田秀成内野手(1年)がライトへの先制タイムリーを放つなど、相手の守備の乱れもあり、いきなり3点を先制。6回には8番・雪野陽真外野手(1年)に中前適時打、高校通算24本塁打で“プロ注目”のスラッガー、牟禮翔(むれ・しょう)外野手(2年)にも適時二塁打が飛び出した。その後も追加点を重ね、13安打11得点と打線が火を噴いた。

 投げては先発の1年生左腕、岩見輝晟(らいせ)投手が9回途中1失点の快投。2試合で5本塁打13得点と勢いに乗る強力打線を見事に封じた。

 対する神戸国際大付は、何度も得点圏に走者を進めたものの、好機を活かしきれなかった。

(Full-Count編集部)

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