5日前に…ド軍が実は成立させていた補強 3Aで防御率5点台、元有望株にLA注目「リスクなし」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

マイナー156試合で防御率4.75…今季は3Aで5.63

 ドジャースが25歳左腕のアントワーン・ケリー投手とマイナー契約を結んだことが分かった。複数のLAメディアが報じている。メジャー経験はないものの有望株として評価されたこともある逸材に、“願い”を込めている。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」は19日(日本時間20日)に自社X(旧ツイッター)を更新。「ドジャースがアントワーン・ケリーとマイナー契約を結んだ」と伝えた。球団公式ホームページによると、14日(同15日)に契約自体は結ばれていたようだ。

 ケリーは2019年のドラフト2巡目でブルワーズに指名された。2022年にフューチャーズ・ゲームに選出され、翌2023年にはMLB公式による球団別マイナーオールスターにも選ばれている。その後、レンジャーズへトレードされ、昨年はロッキーズにウェーバーで移籍。今季は3Aで34試合、38回1/3を投げて防御率5.63にとどまった。

 同メディアは「ケリーがスプリング・トレーニングで登板することを見ることになるでしょう」と“祈る”絵文字を添えて伝えた。また、「ドジャースのコーチ陣とともに、メジャーで通用する投手へと成長することを目指すだろう。マイナー契約のためドジャース側にリスクはなく、特に投手層の強化において常に組織の厚みを求める球団にとって理にかなった補強といえる」と締めた。

(Full-Count編集部)

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