大谷翔平との適切な“距離感” ロバーツ監督が語る重要性…自身にも感じる日本の規律

取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小池義弘】
取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小池義弘】

木下グループのCM制作発表会に登場

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が19日、都内で行われた木下グループのCM制作発表会に登場。沖縄にルーツのある指揮官は、1年ぶりに来日。大谷翔平投手ら日本人選手3人を擁し、チームをワールドシリーズ制覇へ導いた“マネジメント術”を明かした。

 昨年にチームには大谷と山本由伸投手が加入。さらに今季は佐々木朗希投手が加わり、日本選手3人を率いることになった。山本は昨年よりも成績を向上させ、ワールドシリーズMVPにも輝く大活躍を見せた。佐々木は怪我で投げられない時期が続くも、シーズン終盤に球速が復活。終盤の重要局面でリリーフを任され、打者を圧倒した。

 日本人だけではなく、チームには様々なルーツを持つ選手が集う。指揮官は「私としては、チームの監督を務め、選手たちの管理をする上で、まずその選手のことを学ばないといけない。私が最も重要視していることは、監督である私が彼らのことを大切にしていると、彼らが理解できるようにすること」と、操縦術を明かす。

 ロバーツ監督は母が日本人で、監督自身も那覇出身。「私は日本人の母に育ててもらった。規律だったり、人々が持つ敬意だったり、そういうものが日本人の生活の中にはある。そして文化の中にもね」と、自身の中にも日本人らしい一面があると説明。「だからこそ、私は日本人選手たちと素晴らしい関係を築けている」と、日本がルーツであることが生きていると明かした。

(Full-Count編集部)

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