大谷を巻き込んだ“場外乱闘”…ド軍メディアにぶちまけた不満 蒸し返しに「馬鹿げている」

大谷の騒動を蒸し返し「ワールドシリーズを制覇した後なのに」
シーズンが終わっても場外乱闘は続いた。ドジャース地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏が今季印象に残った“忘れられないシーン”に大谷翔平投手とパドレスの騒動を挙げたことに対し、パドレスメディアが不満を示した。
米スポーツ局「ESPN LA」の番組にゲスト出演したネルソン氏は大谷の日頃の礼儀を絶賛。しかし、“挨拶”を控えるようになった球団として、パドレスとマイク・シルト前監督を挙げた。6月19日(日本時間20日)、本拠地で行われたパドレス戦で、大谷はロベルト・スアレス投手から右肩付近に99.8マイル(約161キロ)の死球。直後は品位ある対応をとっていた大谷だが、その後は挨拶をしないことにネルソン氏は言及した。
これに対しサンディエゴのラジオ局「97.3FM The FAN」の人気スポーツ番組「Ben and Woods」のYoutubeで司会者のスティーブ・ウッズ氏が「もうかなり経っているのにこの話をしなければならないこと自体が常軌を逸している。4、5か月経ってから、こうして話をしている」と不満をぶちまけた。
続けてこの時期にフェルナンド・タティスJr.外野手が3度死球を当てられたことにも言及。「相手がうちのスーパースターに3度死球をあてたら…彼(タティス)は10日だかのスパンで5度死球をあてられた。とにかく常軌を逸していた。タティスは一言も(それについて)言わなかった」と話した。
もう1人の司会者ベン・ヒギンズ氏が「オオタニがパドレスに腹を立てたいなら、それで構わない。そしてLAのラジオ局で分析が必要なものなのかどうかは分かりません」と疑問を呈すると、ウッズ氏は「馬鹿げています。あまりに馬鹿げている。ワールドシリーズを制覇した後なのに、これを話題にするなんて」と苛立ちをあらわにしていた。
(Full-Count編集部)