大谷翔平の1014億円契約は「元を取った」 2年間でド軍にもたらした経済効果…LAメディア驚嘆

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は2023年オフに10年7億ドル(約1099億円)でドジャース入団

 ドジャースの大谷翔平投手が、球団にもたらした経済的インパクトに米メディアが驚嘆している。2年連続のワールドシリーズ制覇と3年連続4度目のMVPを達成した中、2023年オフに結んだ10年7億ドル(約1099億円)の契約は「すでに回収された」と地元記者は力説した。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」は17日(日本時間18日)、YouTubeで動画を配信。「ドジャースで2度世界一に輝いた大谷翔平 契約の価値は既に“回収済み”」との見出しでダグ・マッケイン記者がその背景を解説した。

 マッケイン氏は「でもドジャースで2年を過ごし、ワールドシリーズを2度制覇しました。彼の契約は10年7億ドル(約1099億円)ですが、そのうち97%が後払いなので現在価値に換算すると4億6300万ドル(約727億円)です。しかも、ドジャースは既に契約の元を取ったのです」とコメント。後払い契約の仕組みと、その投資回収の早さに言及した。

 さらに「スポンサー契約をもたらし、球団史上初となる観客動員数400万人超えを達成した最大の要因でもあります。彼のユニホームの売り上げは、ファナティクスの記録を更新しました。彼は金のなる木なのです」と語り、収益面での貢献を強調。チケットやグッズ売上、スポンサー効果が数字に表れていると述べた。

 ドジャースは、過去にないレベルのビジネス的成功を収めているという。マッケイン氏は「ドジャースはショウヘイ・オオタニ(のおかげ)でぼろ儲けをして、前例のない成功を収めているのです」と話し、契約の価値が経済的にも明確に証明されたとした。

(Full-Count編集部)

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