7年で意味不明の「8回受賞」 大谷だけしか“不可能”の偉業「全くもって驚異的」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

創設7年目のオールMLBを「8回受賞」している大谷

 大谷翔平投手でしか“あり得ない”現象だ。アナリストのベン・バーランダー氏は17日(日本時間18日)、自身のポッドキャスト番組で、MVPをはじめ今季も受賞ラッシュとなった大谷に言及。創設7年で8回の受賞を成し遂げてしまったことを取り上げた。

 バーランダー氏は、大谷の成績を振り返り、話題は「オールMLB」に及んだ。「ショウヘイ・オオタニの凄さを物語る統計が他にもあります。『オールMLBチーム』は7年間存在しますが、ショウヘイ・オオタニは8回選出されています。どうですか? 7回、7回の機会で、選ばれたのは8回ですよ(苦笑)」。同賞は創設7年目だが、大谷は二刀流でハイレベルなパフォーマンスを披露しているため、すでに8回受賞しているのだ。

「オールMLB」は2019年に創設され、両リーグ全体から各ポジションで最も優れた「ファーストチーム」と、それに次ぐ「セカンドチーム」に分けて表彰される。ファンと専門家の投票で決まる。

 大谷は2021年に指名打者でファーストチーム、先発投手としてセカンドチームでの2部門で選出。さらに2022年にはファーストチームの先発投手とセカンドチームの指名打者に選ばれ、2023年は先発投手と指名打者の両方でファーストチームに選出。昨年と今年は指名打者でファーストチームに選ばれ、これで5年間で計8度の受賞となった。

 大谷マニアとして知られるバーランダー氏は、「我々が目にしていることは全くもって驚異的です。ショウヘイ・オオタニは疑いようもなく、史上最高の選手です。4度目のMVP受賞は、バリー・ボンズの7回に次いで史上2番目です。彼が今後MVPを獲得し続けないと思う理由が見当たらないし、バリー・ボンズの記録である7回を超えないと思う理由が見当たらないんです。考えてみてください。彼は3年連続でMVPを獲得しています」と凄みを力説した。

(Full-Count編集部)

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