西武・高橋光成のポスティング申請を発表 今オフ球団2人目…交渉期限は1月5日まで

西武・高橋光成【写真:小池義弘】
西武・高橋光成【写真:小池義弘】

今季は24試合で先発し8勝9敗だった

 西武は21日、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す高橋光成投手について移籍交渉の手続きを申請し、全MLB球団宛てに通知されたと発表した。

 28歳の高橋は群馬・前橋育英高から2014年ドラフト1位で西武に入団。1年目から8登板で5勝2敗、防御率3.07をマークすると、3年連続を含む4度の2桁勝利を記録した。2024年には開幕11連敗と苦しんだが、今季は24試合で8勝9敗、防御率3.04の成績を収めた。

 高橋について、MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は「2022、2023年合わせて330回2/3を投げ、防御率2.20、WHIP1.13と西武で傑出した成績を残した」と言及するなど、米メディアも高く評価しており、争奪戦に発展する可能性もある。

 高橋は2022年オフからポスティングシステムでの米挑戦を球団に要望していた。交渉期間は45日間で、米東部時間21日午前8時(同日午後10時)から2026年1月4日午後5時(同5日午前7時)までで、譲渡金を支払う意思を持つ全ての球団と交渉できる。契約が成立すれば、契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。

 高橋に加え、今井達也投手(西武)もポスティングシステム申請をしており、今オフ球団2人目。岡本和真内野手(巨人)と村上宗隆内野手(ヤクルト)を含めた4人が、MLB球団との契約を目指すこととなる。

(Full-Count編集部)

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