大谷と並んで「恥をかきたくない」 スミスが“本音”ポロリ「誰も彼と打ちたくなかった」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

スミスが語った大谷翔平

 ドジャースのウィル・スミス捕手が、米配信番組「The Rich Eisen Show」に出演。プレーオフ期間中に大谷翔平投手が屋外での打撃練習を開始し、チームメートは「誰も彼と打ちたくなかった」とぶっちゃけて笑いを誘った。

 正捕手としてチームを支えるスミスは、大谷のことでグラウンド内外で一番感心したことを問われ、打撃練習でのエピソードを明かした。大谷はシーズン中は基本的に室内で打撃練習を行って試合に備えるが、プレーオフでは屋外フリーを“解禁”。名門ドジャースナインも目を丸くする飛距離の打球を連発した。

 屋外でのフリー打撃の際には数スイングごとにペアの選手と交代して打つことが多いが、大谷が打つ際は「みんなで彼を最後のグループで単独でやらせたんです。誰も彼と打ちたくなかったから」とスミスが明かし、会場を笑わせた。

 大きな体から繰り出されるパワーは、まさに日本人離れ。「誰も恥をかきたくなかったからです。だって彼は打球を場外に飛ばす。僕らは必死で打っているのにスタンド5列目だか6列目ぐらいまでしか飛ばない中で、彼はそれれプラス100フィートぐらい飛ぶ。彼の力強さは信じられないほどすばらしい。100マイルの球を投げるし。彼がするすべてのことの背景にあるパワーが信じられないほど素晴らしいんだ」と力説した。

 大谷とチームメートになって2年。昨年は50-50を達成し、今季は二刀流復帰も果たしてスミスとバッテリーを組む試合もあった。「あなた方は見られませんが、僕らは彼がウエイトルームで努力している姿を見ることができる。彼の、技を磨くことへの身をささげ方は誰も敵わない。それを子供の時からやっているからね」と、“裏側”で努力する大谷の凄さを伝えた。

(Full-Count編集部)

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