ド軍放出から1年…元逸材に迫る“危機” オフに美人妻と結婚も、見合わぬ年俸8億円

レッズのギャビン・ラックス【写真:ロイター】
レッズのギャビン・ラックス【写真:ロイター】

ラックスはドジャースの元有望株

 メジャーリーグは21日(日本時間22日)に来季契約を提示する期限、いわゆる“ノンテンダー・デッドライン”を迎える。年俸調停権を持っている選手が対象となり、各球団の判断に注目が集まるなか、元ドジャースでレッズのギャビン・ラックス外野手にノンテンダーFAの可能性が浮上している。

 米スポーツメディア「CBSスポーツ」はこのオフにノンテンダーされそうな選手10人を特集。ラックスもその一人に選出された。同メディアはラックスを「純粋なプラトーン」と評価。今季は対右投手に440打席立ち、打率.282、5本塁打、出塁率.361と結果を残したが、対左には63打席しか起用されず、打率.179、0本塁打、OPS.466とさっぱりだった。

 それでも、ラックスが守備・走塁で貢献できるなら別としたが、「実際にはそうではないため、彼の欠点のほうがどうしても目につく。レッズの総年俸の5%以上をラックスが占めているという点も、彼にとっては不利に働いている」とし、ノンテンダーFAと予想した。年俸調停を経ての予想年俸は500万ドル(約7億8000万円)とされる。また、米移籍最大手の「MLBトレード・ルーマーズ」も同じ見解を示している。

 ラックスは2016年ドラフト1巡目(全体20位)でドジャースに入団。マイナーを順調に駆け上がり、トップ・プロスペクトとして評価されてきた。故障もあって結果を残せなかったが、昨季は自身初の2桁本塁打をクリア。それでも、オフにキム・ヘソン内野手が加わったことでトレードとなった。今季は140試合で打率.269、5本塁打53打点、OPS.724。11月には結婚式を挙げるなどバラ色のオフを過ごしているが、今後の去就は果たして……。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY