ド軍右腕に「イラっとする」 米記者が“皮肉”…世界一でも露呈した「弱いメンタリティ」

グラスノーが言い放った「倒せないなら仲間になれ」を米記者が指摘
まさかの一言に注目が集まっている。ドジャースのタイラー・グラスノー投手が、ワールドシリーズ第7戦に勝利した直後「倒せないなら仲間になれ」と発言したと米メディア「CBSスポーツ」のマット・スナイダー記者が報じている。
同記者は「『倒せないなら仲間になれ』という態度は、アスリートとして情けない振る舞いだ」などと指摘。さらに「理想の世界では、選手たちは強大な悪者と力を合わせるのではなく、彼ら(強大な悪者)に立ち向かうことを選ぶはずだ」と非難している。
「勝てないなら仲間になれ(if you can’t beat ‘em, join ‘em)」。グラスノーの経歴をたどると、グラスノーは2020年にレイズに所属しており、その年レイズはワールドシリーズでドジャースに敗れている。そして、グラスノーは2024年シーズン前にドジャースへトレードされ、延長契約にサインしたのだった。
同記者は「彼らはワールドシリーズ優勝後に興奮して浮かれて祝っていた。グラスノーはおそらく、あのフレーズを深く考えずに言ったのだろう。大局的に見れば、大した問題ではない」としながらも、「それでも私はイラっとしてしまう。倒せないなら仲間になれ? いや、それは弱いメンタリティだ」と批判し、「“まだ倒せていないだけだ。でも、倒せるようになるまで全力を尽くす”。こちらのメンタリティの方がいい」と意見を述べた。
(Full-Count編集部)