DeNA森敬斗、200万円減の2100万円で更改 “悔しい”連発「練習やっている気持ちでいた」

契約更改後の会見に臨んだDeNA・森敬斗【写真:町田利衣】
契約更改後の会見に臨んだDeNA・森敬斗【写真:町田利衣】

今季は開幕スタメンも28試合で打率.153、0本塁打、4打点

 DeNAの森敬斗内野手が25日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万ダウンの2100万円(金額は推定)で契約を更改した。会見では「悔しいシーズンだったのでそうなるとは思っていたので。悔しかったなって感じですね」と振り返った。

 プロ6年目の今季は開幕スタメンを掴むも、4月26日に2軍落ち。2度の再調整があり、28試合で打率.153、0本塁打、4打点に終わった。フェニックス・リーグでは高校3年時以来となる外野に挑戦。10月24日には右肘関節内遊離体の肘関節鏡視下遊離体摘出術(右肘クリーニング手術)を行った。

 今季、遊撃では林琢真や森と同学年の石上泰輝ら若手が台頭。「悔しいし、理想ならというか、本当だったら自分が試合に1年間出るというのを掲げていたので、そうできなかったのは本当に悔しいです」。「同学年でもある泰輝がああやって試合に出たら気になるし、負けたくないというのが一番ですね」と悔しいという言葉を繰り返した。

 怪我に苦しんだ1年。「正直もっとオフを丁寧に過ごせたら良かったなと思いますし、もっと死に物狂いで掴んでいくんだっていう気持ちだけじゃないですけど、それが空回りして体に負担がかかるっていうようなこともあってはダメなんですけど、今となっては、そのときはもちろん自分の中では練習をやっている気持ちでいたんですけど、今となってはもっとできたことがあったんじゃないかなとか」と本音を漏らした。

 2019年ドラフト1位で入団も来年はプロ7年目。「1年間グラウンドに立って戦い抜けるような体をつくるというのが今一番の目標」と強い意気込みを示した。

(Full-Count編集部)

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