GMから突然の着信も「短い電話だった」 エ軍から放出…大谷元同僚が明かした“本音”

エンゼルスからオリオールズへトレード移籍したテイラー・ウォード【写真:ロイター】
エンゼルスからオリオールズへトレード移籍したテイラー・ウォード【写真:ロイター】

ウォードが語るオリオールズへのトレード

 オリオールズに加入したテイラー・ウォード外野手が、エンゼルスからトレードされた日について振り返った。米スポーツ局「MLBネットワーク」内の番組「Hot Stove」に出演。「間違いなくクレイジーだったね!」と笑顔で語った。

 ウォードは2015年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でエンゼルスに入団。2022年に自己最多の135試合に出場し、23本塁打65打点、打率.281とブレークした。今季は自己最多の157試合に出場し、36本塁打103打点はいずれもキャリアハイだった。一方でチームは11年連続でプレーオフ進出を逃し、ここ数年は毎年のように放出の噂が絶えなかった。

 18日(同19日)にグレイソン・ロドリゲス投手との交換でトレード移籍となったウォード。「午後8時頃にペリー(・ミナシアンGM)から電話がかかってきた」。携帯の画面に映ったミナシアンGMの名前でトレードを確信した。「この3、4年噂があったから、彼がどう伝えるのか気になった」。伝えられたのはオリオールズへの移籍と感謝。「短い電話だったよ」と振り返った。

 同番組のアナリストを務める元マリナーズのハロルド・レイノルズ氏から「エンゼルスの何が一番恋しくなりますか?」と問われると、「間違いなくチームメートだね」と断言。「過去にも言ったことがあるけど、去年は素晴らしい(雰囲気の)クラブハウスだった。彼らと一緒に勝ちたかったね」と話した。

 その後は切り替え「オリオールズでもこういう関係を構築したいね。自分の出来ることをやって、(オリオールズでも)勝利に貢献したいよ」。今はもう前を向いている。

(Full-Count編集部)

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