巨人が手にした元首位打者…前田健太が楽天に電撃入団 助っ人残留も、26日の去就

巨人に移籍する松本剛(左)と楽天に移籍する前田健太【写真:小池義弘、真柴健】
巨人に移籍する松本剛(左)と楽天に移籍する前田健太【写真:小池義弘、真柴健】

前田健太が楽天入団…巨人がFA選手を電撃補強、外野に厚み 26日のセパ去就

 ストーブリーグに突入したプロ野球。注目された前田健太投手が楽天に移籍するなど、26日には両リーグで去就に動きがあった。

 楽天は午前10時、前ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太投手と契約合意したと発表した。今季までメジャーで10年間プレーした日米通算165勝右腕。広島在籍時には2度の沢村賞に輝くなど一時代を築き、海を渡ってもドジャースやツインズなどで活躍。ただ、今季は不振にあえぎ1勝もできず。目標にする日米通算200勝の大台に向け、来季は新天地で腕を振る。

 また、前田は自身のインスタグラムを更新し、「今回は自分の実力不足の為、オファーは届きませんでした」と広島からオファーがなかったことを明かしている。

 同じパ・リーグでは、オリックスが先発陣を支えたアンダーソン・エスピノーザ投手、リーグ3位の23セーブを挙げたアンドレス・マチャド投手と来季の契約に合意したと発表した。加えて、今季育成1年目だった19歳・陳睦衡投手の残留も決まった。

 西武からは野村大樹内野手との育成再契約が発表された。2024年7月5日に齊藤大将投手との交換トレードでソフトバンクから加入し、同年は自己最多の57試合出場で5本塁打を放った。しかし、今季は不振にあえぎ、7月には「内視鏡下腰椎横突起形成術」の手術を受けてシーズンを終えた。10月に戦力外通告を受けていたが、背番号「120」で再起を図る。

 さらにセ・リーグでは大物が動いた。日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した松本剛外野手の巨人入団が発表された。2022年には打率.347を記録し、自身初タイトルとなる首位打者を獲得した好打者。ただ、昨季は打率.236、OPS.568にとどまり、今季は66試合の出場で打率.188、0本塁打、7打点にとどまった。巨人からしても外野の補強は急務で、両者の思惑が一致した形となった。

(Full-Count編集部)

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