半月でいまだ2人…支配下はゼロ、すでに引退決断も トライアウトが示した厳しい現実

トライアウト受験者でNPB復帰は川原田と福田のみ
12球団合同トライアウト「エイブル トライアウト2025」から2週間が経過した。12日、戦力外となった選手たちが“最後のチャンス”を掴もうと、38人が参加。しかし、現実は厳しいものとなっている。
27日時点でNPBで新天地が決まったのは川原田純平内野手(ソフトバンク育成→巨人育成)の1人のみ。また、日本ハムから戦力外となった福田俊投手はトライアウト後に育成で異例の再契約となった。
今回のトライアウトには広島・松山竜平外野手やソフトバンク・又吉克樹投手ら実力者から、高校時代にBIG3と呼ばれた阪神・森木大智投手、ソフトバンク・風間球打投手ら未だ若い選手もいた。それらの選手の新天地は未だ発表されていない。
すでに現役引退を表明した選手も。広島の山足達也内野手はその日のうちに引退を決断、ロッテの西村天裕投手も自身のインスタグラムで報告した。
昨季の合格者は「3/45」。トライアウト前に新天地が決まっている選手も多く、現実は厳しいものになっている。吉報はまだ届くのだろうか。
(Full-Count編集部)