ド軍なら202億円契約も「容易だ」 3連覇へ…米TV局が獲得を推す“安打製造機”

BジェイズからFAになったボー・ビシェット【写真:ロイター】
BジェイズからFAになったボー・ビシェット【写真:ロイター】

ブルージェイズFAのビシェット「3連覇に最も貢献しそうな選手」

 ワールドシリーズ3連覇の期待がかかるドジャースに必要な戦力は? 米スポーツ局ESPNは今年のワールドシリーズで戦ったブルージェイズの27歳内野手の名前を挙げている。

「ドジャースの3連覇に最も貢献しそうな選手」としてピックアップしたのがボー・ビシェット内野手だ。2019年にブルージェイズでメジャーデビューし、2021、2022年と2年連続でリーグ最多安打を記録。今季は139試合出場して打率.311、18本塁打、94打点をマークし、チームの躍進に貢献した。

 ビシェットの本職は遊撃手だが、故障明けだったワールドシリーズでは二塁手としてプレーした。同局は「ドジャースの二塁手は打率.239で、OPSはメジャー全体で24位だった」と弱点だったことを指摘。さらにポストシーズンではチーム打率.233と低迷したことを挙げた。二塁手を強化でき、なおかつ通算打率.294の安打製造機の獲得はチームの補強ポイントと合致する。

 さらにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンとチームの主力野手は30代。来年3月に28歳となるビシェットは次世代を支える好打者と言える。

 問題の資金面は5年総額1億3000万ドル(約202億3700万円)と予想されている。同局は「この程度の契約であれば、ビシェットはドジャースのペイロール(年俸総額)の枠内に容易に収まり、さらにクローザーを獲得する資金も残る」と指摘した。

 通算904安打、111本塁打の好打者は、すでに第6回WBCではブラジル代表として出場を表明している。大谷翔平らと強力打線を形成するだろうか。

(Full-Count編集部)

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