西武“新星”のリフレッシュ方法は? 選手とファンが急接近…ふれあいイベント開催

ハイタッチでファンを出迎える齋藤大翔【写真:パ・リーグ インサイト編集部】
ハイタッチでファンを出迎える齋藤大翔【写真:パ・リーグ インサイト編集部】

西武がファン感謝イベントを開催

 ベルーナドームで23日、「LIONS THANKS FESTA 2025 supported by Olive」が開催された。「圧倒的至近距離でつながろう」をテーマに、多くのふれあいイベントが用意され、選手とファンの距離がより近い1日となったイベントをレポートする。

 開場すると、選手らによるハイタッチとカイロの配布が行われた。長蛇の列はCAR3219フィールド周辺にまで伸び、多くのファンが選手との時間を楽しんだ。朝一番にはドラフト1位の齋藤大翔内野手をはじめ新人選手が登場し、ハイタッチでファンを出迎えた。

 また、選手が移動するプレイヤーズロードで、選手を待つファンも多数。選手たちも移動の合間に、ハイタッチやプレイヤーズ名刺の配布などのファンサービスを行った。トラックアウトに挑戦できるピッチングチャレンジや、野球体験コーナーにもコーチや選手が登場。スポンサーブースの手伝いに現れる時間もあり、選手とふれあえるチャンスが数多かった印象だ。

 プロスピトレーニングセンターでは、中学生以下限定で誰でも遊べる『あっち向いてホイ!』を開催。黒田将矢投手は「僕、強いですよ!」と自信満々の様子で、子どもたちとの対決を楽しんだ。

『キッズお悩み相談』ではファンクラブジュニア会員の悩みに選手たちが答えた。滝澤夏央内野手は11歳のファンの「疲れをどうやって取っていますか?」という質問に丁寧に回答。「YouTubeとかを見るのが好きだから、リラックスしたりゴロゴロしたりするのが気持ち的に休める」と、自身の経験も交えて優しく語りかけた。

グッズ購入者を対象に、選手によるお渡し会も実施

 ライオンデッキでは、選手とファンが足湯に入りながら話すことができる『足湯グリーティング』を実施。足湯で体を温め、トークで心を温める、そんな穏やかな時間が流れていた。メインイベントのオープニングでドームに美声を響かせた杉山遙希投手も、ファンと和やかに交流した。

 また、今回はオプションとしてブランケットやマフラー、今季大ヒットグッズのビッグチェーンネックレスが付いたチケットを販売。購入者を対象に、選手によるお渡し会が実施された。

 糸川亮太投手は「ホームランおめでとうございます!」と選手がビッグチェーンネックレスをかけるシーンを再現。甲斐野央投手はメインステージで着ていた派手な衣装のまま登場し、ファンを楽しませた。

“圧倒的至近距離”を合言葉にさまざまなイベントで選手とファンの交流が行われた今回の「LIONS THANKS FESTA 2025 supported by Olive」。選手たちをより身近に感じられる1日となったのではないだろうか。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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