ド軍が狙うべき4人目の“日本人選手” 米メディア提案「フィットする」…大谷らと再共闘

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

カージナルス再建の影響でトレード候補の見立て

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手にトレード説が浮上しており、ドジャースの地元メディアが新戦力として関心を示した。手術のため来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は欠場見込みだが、意外な形で大谷翔平投手や山本由伸投手らとの共闘が再び実現するかもしれない。

 ヌートバーは今季、カージナルスで自己最多の135試合に出場、119安打を放ち、4年連続の2桁となる13本塁打を放った。一方で打率.234、OPS.686と怪我の影響もあって好不調の波はあった。オフには両足かかとの手術を受けたため、WBC出場は絶望的で、開幕に間に合うかは不透明だ。

 そんな中、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のマーク・ポリシュク記者は27日(日本時間28日)、カージナルスがチーム再建に入っているとし、トレード候補にヌートバーの名を挙げた。

 同記事では、カージナルスのブレンダン・ドノバン内野手に複数球団が関心を示しているとした。ドノバンのトレードで大きな見返りを得ることができない場合、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケイティ・ウー記者は「最低でもラーズ・ヌートバー外野手かノーラン・ゴーマン内野手のどちらかを放出することに切り替えるだろう」との見立てを示しているという。

 ヌートバーについて同記事は「2025年は怪我に悩まされ成績を落としたシーズンだったが、それまでは安定した活躍を見せていた」と評価。パイレーツが関心を示しているといい、2027年シーズンまでは年俸調停権がある。

 一方でロサンゼルスの地元メディア「ドジャース・ネーション」は28日(同29日)、X(旧ツイッター)に「ブラックフライデーでドジャースがトレードで獲得を狙うべき、3人の選手。全員今の打線によくフィットする」と投稿。ウィルヤー・アブレイユ外野手(レッドソックス)とブランドン・ラウ内野手(レイズ)とともにヌートバーの名を挙げた。

 この投稿にSNSでは「ラーズは100000%! WBCでのプレーは最高だったよ」「ヌートバーが培ったオオタニとヤマモトとの関係性はチームにいい影響を与えるだろう」「ヌートバーは好きだし、お買い得案件かもしれない」「ヌーちゃんは大歓迎でしょうね」「たっちゃんは見たいかも」とトレード獲得に好意的な声は出ている。

 ドジャースは今季、1年1700万ドル(約26億5400万円)で加入したマイケル・コンフォート外野手が期待外れに終わった。カブスをFAとなったカイル・タッカー外野手の獲得に動くとの見方もあるが、レギュラー不在の外野の1枠をどう埋めるのか、動向が注目されるところだ。

(Full-Count編集部)

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