1年生で4番、元大阪桐蔭の逸材が引退 早大、社会人名門…輝かしいキャリアに幕

トヨタ自動車が勇退選手を発表
社会人野球のトヨタ自動車は28日、今年度の勇退選手を発表。在籍10年目だった河原右京内野手が勇退となった。大阪桐蔭高時代には1年秋から4番に座るなど活躍。輝かしいキャリアに幕を下ろした。
高校時代は甲子園は2年春に出場。3年夏は大阪大会準優勝だった。同学年には山足達也(元オリックス、広島)、西田直斗(元阪神)ら、1学年下には藤浪晋太郎(DeNA)らがいた。
その後は早大に進学し、4年時には主将を務め、春には二塁手としてリーグベストナイン。茂木栄五郎(ヤクルト)、重信慎之介(元巨人)らと春秋のリーグ優勝を果たし、大学選手権優勝も経験した。
名門・トヨタ自動車でも主将を務め、日本選手権、都市対抗野球での優勝を経験した。
河原はチームのホームページで「この現役生活でたくさんの経験をさせていただきました。特に印象に残っていることとしては、“日本一”を5度も達成できたことです。さらに、良い時も苦しい時も含めて仲間と積み重ねてきた日々は、私の野球人生において本当に貴重な財産となりました」などとコメントした。
(Full-Count編集部)