柳田悠岐、3.7億円で契約更改 20試合出場で1億円ダウン…来季が7年契約最終年

契約更改後の会見に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:森大樹】
契約更改後の会見に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:森大樹】

4月に右脛骨の骨挫傷で離脱…出場20試合にとどまる

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手が29日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2年連続で1億円ダウンとなる3億7000万円でサインした。2019年オフに7年契約を結び、来季が最終年を迎える。(金額は推定)

 終了後、会見に臨んだ柳田は「下がりはしました。イメージ通りです」とコメント。球団側とのやりとりを「怪我したところは残念でしたけれど、リハビリ取り組む姿勢だったり、ポストシーズンだったりを評価してもらいました」と明かした。

 7年契約の6年目となった今季は、4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で自打球を当て、右脛骨を骨挫傷。約4か月半戦線から離れ、2年連続で長期離脱を余儀なくされた。9月下旬に戦列復帰を果たしたが、20試合で打率.288、4本塁打9打点の成績に終わった。

 それでもポストシーズンでは全11試合でヒットを放ち、打率.378、2本塁打、5打点。阪神との日本シリーズ第5戦は0-2の8回に値千金の同点2ランを放ち、5年ぶり日本一の立役者となった。

 来季が2019年オフに結んだ7年契約の最終年。2024年オフに5000万円ダウン、昨オフには1億円ダウンの4億7000万円でサインしていた。37歳で迎える16年目へ「みんな素晴らしい。うかうかできないですし、競争が始まっていると思うので。競争を勝てるように頑張りたいと思います。レギュラーではないと思うので。結果と自分のバッティングで使ってもらえるように」と復活を誓った。

 2019年オフに7年契約を結んだ際には「38歳までやって、それでフィニッシュ。そこまで出来たら最高だな、と」と、7年契約終了後の現役引退の可能性を示唆していた。だが、この日は「その先に契約が来るかは、来シーズンの結果次第だと思うので。その先の契約を考えてもらえるような成績を出したい。カムバック賞を取りたい」と語り、さらなる現役続行にも意欲を見せた。

(Full-Count編集部)

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