大阪桐蔭撃破から4か月…「え、嘘やろ」 まさかの発表に高校野球ファン衝撃「まじか」

甲子園には2011年、2025年に出場
高校野球ファンにも衝撃が広がった。学校法人村上学園は25日、運営する東大阪大柏原の生徒募集を令和9年度以降、停止することを発表した。今年の夏は大阪桐蔭を破って大阪大会を制した“名門”に「え、嘘だろ」「まさかなくなるなんて」と反応が寄せられている。
東大阪大柏原は1963年に柏原女子高として創立され、翌64年から共学へ。柏原高と改称した。1970年から男子校となり、2006年に現校名となった。部活動が盛んで、野球部は2度の夏甲子園出場を誇る。初出場となった2011年は主砲・石川慎吾外野手(現ロッテ)が打線を牽引した。
同校のホームページでは25日付けで、「受験生様 保護者様」へ「東大阪大学柏原高等学校 令和9年度以降の募集停止のお知らせ」を公開した。「近年の少子化傾向や共学志向など社会情勢の大きな変化の中で、入学定員確保に全校挙げて取り組んでまいりましたが、学園内で議論を重ねた結果、このたび募集停止という苦渋の決断に至りました」と説明した。
今年は大阪桐蔭を破って14年ぶりの甲子園出場を果たし、プロ野球選手を輩出するなど野球ファンにもお馴染みの学校とあり、SNS上も騒然。「えっ……」「まじか」「まじっ!?」「陸上競技もめっちゃ強かった強豪校なのにまじか」「あら、残念」「甲子園出たばっかりなのに寂しすぎるな」「高校野球ファンとしては結構ショック」などと落胆の声が続出している。