村上流出でも…「ヤクルトの未来が明るい」 ドラ1“大砲”に熱視線「マジモンかも」

ヤクルトからドラフト1位指名を受けた法政・松下歩叶【写真:加治屋友輝】
ヤクルトからドラフト1位指名を受けた法政・松下歩叶【写真:加治屋友輝】

通算4度のベストナイン…日米大学野球でMVP

 東京六大学100周年記念試合が29日、神宮球場で行われ、ヤクルトからドラフト1位で指名された法大・松下歩叶(あゆと)内野手が完璧な一発を叩き込んだ。「松下くんはマジモンかもしれません!」「松下の活躍にやけちゃうね」と、早くも燕党の心を鷲づかみにしている。

 完璧な一発だった。松下は「チームEast」の一員として「3番・三塁」で先発出場。2-1の5回1死一塁だった。明大左腕の久野悠斗投手が投じた変化球を懐深くまで呼び込み、綺麗にバットを振り抜いた。久野は打たれた瞬間に頭を抱えた打球は、神宮の中段に着弾するアーチだった。

 大学ラストマッチで見せつけた才能にファンも興奮を隠せない。「松下歩叶さんって神?」「スター性の片鱗を見せる値千金2ラン」「ヤクルトの未来が明るいわ」「当たり確定です」「神宮の申し子」「来年からよろしく」と賛辞の声が殺到した。

 桐蔭学園高から法大に進学し、2年秋から通算4度のベストナインを受賞。大学日本代表の常連でもあり、今年の日米大学野球ではMVPも受賞した。ヤクルトはこのオフに村上宗隆内野手がメジャーに移籍する見込み。次代の大砲として、松下のバットに期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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