侍Jに難敵…2023年MVPがWBC参戦へ 海外報道…前人未到「40-70」、故障乗り越えたスター

アクーニャJr.は2018年新人王、2023年MVP…度重なる故障も
初制覇に向けて“最強選手”が加わった。ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表として出場する許可が球団から降りたことを明かした。
アクーニャJr.はシーズンを終え、恒例となった母国ベネズエラのウインター・リーグに参加中。リーグHPのニュースによると、アクーニャJr.は地元メディアの取材に応じ「(WBC参加の)許可はもうもらっているよ」と話したという。
球界最高のトップ・プロスペクトとして注目された大器は、メジャーデビューした2018年に新人王を獲得。2年目に盗塁王のタイトルを手にした。2021年に右膝の前十字靭帯断裂を大怪我を負ったが、2023年には史上初となる「40本塁打&70盗塁」を達成。MVPを受賞した。しかし昨年は左膝の前十字靭帯を断裂。またも長期離脱となった。
それでも今季復帰を果たすと、95試合で打率.290、21本塁打、OPS.935、9盗塁をマークし、カムバック賞に選ばれた。過去の故障歴などを踏まえれば、球団からのWBC参加の許可が降りることは難しいと思われたが、無事に認められたようだ。
アクーニャJr.は前回2023年大会で初めてWBCに出場。5試合で18打数4安打、打率.222だった。ベネズエラはまだ優勝の経験はないが、球界を代表するスターが母国に初の栄誉をもたらすだろうか。
(Full-Count編集部)