大谷にすら“大差”、最強ライバルの独走「16」 32歳でも210億円契約か…「今が全盛期」

フィリーズFAのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズFAのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

自身2度目のHR王…FA市場でも人気銘柄

“ライバル”の圧倒的な数字に注目が寄せられている。ドジャース・大谷翔平投手は今季、自己最多となる55本塁打を放ったものの、カイル・シュワーバー外野手の前に3年連続のタイトルを阻まれた。米メディア「コーディファイ・ベースボール」はシュワーバーの“特異”な数字を紹介している。

 同メディアは11月30日(日本時間12月1日)、レギュラーシーズンとポストシーズンを合わせた「430フィート(約131メートル)以上」の本塁打ランキングを紹介。大谷はレギュラーシーズンで55本、ポストシーズンでも8本を叩き込み、計63本塁打をマークした。うち430フィート以上は11本で、10本で並ぶヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らを抜いて2位に入った。

 そして、大谷に5本差をつけて堂々のトップに君臨したのが、56本塁打&132打点の2冠を手にしたシュワーバーだった。ポストシーズンでは2発を放ち、地区シリーズ第3戦での一発が430フィート超え。他15本が“大台”を超えていた。

 2022年に46本、2023年に47本放つなどパワーは以前から出色だったが、今季は球団記録を更新するアーチを量産。最高のタイミングでFAとなった。大谷だけでなくジャッジらをも凌ぐ怪力に、「今シーズンで本当に大ファンになった」「ショウヘイ・オオタニって誰だよ」「彼もう32歳だけど、今が全盛期だし、あと4年くらいは全然やれるはず」と米ファンも沸き立っていた。

 米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」によると、予想契約額は5年1億3500万ドル(約210億円)と算出されている。32歳の大砲は果たして、バラ色のオフとなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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