ド軍、由伸WBC出場へ侍Jに“要求”か 「阻止できない」も…LA番記者指摘

ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

注目が集まる山本のWBC出場

 ドジャースの大谷翔平投手がWBC出場を発表し、次なる注目を集めるのがワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸投手の動向だ。出場すれば日本のエースとしての活躍が期待されるが、来シーズンへの疲労の心配も。ドジャース地元紙の記者も「厄介な問題となりうる」と指摘している。

 LAタイムズのドジャース番ジャック・ハリス記者は、11月25日(日本時間26日)の記事の中で、山本のワールドシリーズでの大車輪の活躍に触れ、「オオタニ同様(山本と佐々木は)ともに、2026年ドジャースのピッチング計画のカギとなる一員なだけに、先週ロバーツ監督が日本でのプロモーションツアー中に暗に示したように、WBCは厄介な問題となりうる」と指摘した。

 ロバーツ監督は11月に来日。19日の木下グループのCM制作発表会時の会見では日本人選手のWBC参加について「彼らが決めて出場するとなったらサポートする」と話していた。

 一方で、「投手としては体に負担になってしまうが」とも。ハリス記者は「ドジャースは(佐々木朗希のケースとは異なり)ヤマモトのWBC参加を阻止することはできないまでも、負担がかかったポストシーズンの後ということもあり、より控えめな起用法を実際に主張してみることは可能かもしれない」と指摘。ドジャースと侍ジャパンの間では少なからず“交渉”が行われることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY