ド軍日本人トリオのWBC参加支持 球団レジェンドが語る理由「リスクよりも」

2003年CY賞ガニエ氏「野球がそれを必要としている」
野球日本代表「侍ジャパン」でドジャースの日本人トリオ結成はあるのか。2003年サイ・ヤング賞の球団OB、エリック・ガニエ氏は3選手ともWBCでプレーすべきと主張した。ニューヨーク・ポスト紙が伝えている。
大谷翔平投手がWBC出場を表明したものの、山本由伸、佐々木朗希の両投手は未定となっている。2003年に55セーブを挙げてサイ・ヤング賞に輝いたカナダ出身の49歳は、一野球ファンとして日本人トリオの結成を望んだ。「野球がそれを必要としているからだ。ファンにとっても楽しいことだと思う」。
ロバーツ監督は大谷の投手起用、2025年シーズンを通してフル回転した山本と故障明けの佐々木の出場については懸念を示している。それでも、ガニエ氏は「(3人は)球界にとって、とてもとても特別なことだ。世界で最も大きな舞台で自分の国を代表する。これに勝るものはない」と語った。
開幕前、3月の真剣勝負は故障のリスクが高まる。「リスクはある。でも、フィールドに足を踏み入れるたびに常にリスクは存在する。私は、リスクよりも野球そのもの(の価値)が上回ると思う」。ガニエ氏は力説していた。
(Full-Count編集部)