鷹・今宮健太、2億円で契約更改「結構下がった」 故障続きで46試合出場…「何もできなかった」

故障で3度の登録抹消…印象に残るプレーも「本当にない」
ソフトバンクの今宮健太内野手が6日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季の契約にサインした。今季の年俸は3億円だったが、「結構下がりました」と話し、2億円プラス出来高で契約更改した。(金額は推定)
今宮はプロ16年目の今季、度重なる怪我に苦しんだ。左ふくらはぎや左脇腹を痛めるなど、シーズン中に3度の登録抹消。46試合出場にとどまり打率.255、2本塁打、12打点に終わった。「結構下がりました。当然のことだと思いますし、度重なる怪我で3度の抹消。チームのために何もできなかった」と反省の言葉を口にした。
小久保監督からは先日、遊撃以外の内野守備もこなすよう打診があった。今宮は「怪我なくやってほしいと言われましたし、小久保監督から話もありましたとおり、色んなポジションをやっていくというところだと思います。新たな挑戦をしていくというところで。ショートとして一本でやっていきたい気持ちはありますけど、チームのためになるのかなと思います」と、来季への意気込みを語った。
会見中に口にしたのは、とにかく怪我のことだった。印象に残っているプレーは「本当にないです。怪我のイメージしかない。しいていうならもないですね」「怪我をしてしまうと土台にも立てないですし、勝負もできないので、12月、1月と準備していきたいです。しっかりとチームに貢献できるようにしたい」と、まずは万全な肉体づくりにフォーカスする。
今宮は2022年オフに2年契約を結んでおり、一定の条件を満たせば、1年契約が延長されるオプションが付帯されていた。2025年シーズンを終えたところで新たに契約を結ぶ形となっていた。
(Full-Count編集部)