DeNAがドラ1に1桁「3」を託したワケ 新人王目指し「重荷に感じず自分らしいプレーを」

新入団選手発表会に参加したDeNA・小田康一郎【写真:小池義弘】
新入団選手発表会に参加したDeNA・小田康一郎【写真:小池義弘】

小田康一郎が意気込み「背番号に見合った活躍ができれば」

 DeNAの新入団選手発表会「BRAND NEW STAR EVENT 2026」が6日、パシフィコ横浜で開催された。ドラフト1位の小田康一郎内野手(青学大)は背番号「3」に決定。木村洋太社長が、1桁背番号を託した理由を説明した。

 真新しいユニホームに身を包んだ小田の背番号は、2023年から今季までタイラー・オースティンがつけていた「3」に決まった。「これまで背番号3をつけられた方々というのはすごい選手ばかりだと思います。ただ、それを重荷に感じず自分らしいプレーをして、背番号に見合った活躍ができればなと思っています」と表情を引き締めた。

 木村社長は「やはり今後主軸を打ってほしいという思いで、中心選手が付けるべき番号を付けてもらったという意図です」と託した理由を説明する。“前任者”は6年間在籍して2024年には首位打者にも輝いている。「タイプも違いますし、日本人選手と外国人選手という違いもあるので直接比較したわけじゃないですけど、もちろん超えてくれたらそんなにうれしいことはないですよね」と大きな期待を口にした。

 色紙には「新人王」と書き込み、「ハマのBuu」の愛称を希望した小田。「今年パ・リーグで新人王に輝いた青学の先輩でロッテの西川(史礁)さんに続けるような活躍ができるように頑張ります」と人懐っこい笑顔で所信表明した。

(町田利衣 / Rie Machida)

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