「なんで指名漏れ」 NPB逸材を圧倒…23歳にプロ野球ファン“待望論”「来年楽しみ」

台湾ウインターリーグの19試合で23安打&打率.319
台湾で行われていた「2025アジア・ウインターリーグ・ベースボール」は7日に全日程を終えた。日本勢で最多の安打数を記録したのは、NPB選抜の逸材ではない。社会人代表のJABA選抜、柴崎聖人外野手(王子)だった。来年のドラフト上位候補と目される大器にファンの視線も集中している。
柴崎は11月15日の初戦から参加。いきなり2安打を放つと、その後もヒットを量産した。マルチ安打は計8試合、3安打を4度達成するなど、19試合の72打数で23安打、打率.319、1本塁打、出塁率.424、OSP.882をマーク。安打数はリーグ全体2位、打率も同8位と結果を残した。
柴崎は関西六大学リーグ・大阪経済大で1年春からレギュラーを掴み、通算打率.311、105安打をマークした。俊足強肩好打の外野手として昨年のドラフトでは指名有力と見られていたものの、名前が呼ばれることはなく、社会人・王子に進んだ。9月に行われた第96回都市対抗野球大会では5試合で21打数7安打3打点、2本塁打、3盗塁の活躍を見せ、若獅子賞(新人賞)にも選ばれている。
来年のドラフトでは再び指名対象となり、上位で名前を呼ばれる可能性も高い。異国の地で示した活躍に「柴崎なんで指名漏れしたんだ」「藤澤も柴崎もドラフト楽しみやな」「柴崎聖人は塩見になれる逸材」「柴崎聖人さん絶対指名よろしく」「来年楽しみすぎる」などと、プロ野球ファンも注目している。
(Full-Count編集部)