ヤ軍の340億円左腕に迫られる“決断” 栄誉か断念か…どうなる米代表WBC事情

ヤンキースのマックス・フリード【写真:ロイター】
ヤンキースのマックス・フリード【写真:ロイター】

フリードの“決断”に集まる注目

 ヤンキースのマックス・フリード投手が、来春に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表入りを辞退する可能性が出てきた。

 ヤンキースの地元放送局「YESネットワーク」でアナリストを務めるジャック・カリー氏は、自身のX(旧ツイッター)に「フリードはマーク・デローサ監督から、アメリカ代表で登板することを誘われた。しかし、デローサによるとフリードはその申し出を断ったという」と書き込んでいる。

 これについてファンは「彼が受け入れてくれていたらよかったのになぁ」「彼の年齢的に、優先するものが異なるってことだよ」「賢明な動きだ」「4月に健康な状態の彼が必要なんだ」「賢い動き、彼は怪我をしたくないからね」「選手の判断を尊重」「コールとロドンが(開幕時は出場が)厳しいから、マックスにはローテーションのアンカーを務めてもらわなきゃね」などの反応を見せている。

 MLB公式サイトのヤンキース番ブライアン・ホーク記者によれば「ヤンキースは、カルロス・ロドンが4月下旬か5月のどこかで復帰すると見込んでおり、ゲリット・コールは5月か6月の復帰を目標としている」と報じられている。ロドンは今季33試合に登板して18勝9敗、防御率3.09、コールはトミー・ジョン手術からの復活を目指している。

 31歳のフリードは今季32試合に登板して19勝5敗、防御率2.86の成績だった。フリードは昨オフに8年2億1800万ドル(約341億4100万円)でヤンキースと契約。来季開幕からチームを牽引するための“決断”に、注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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