大谷翔平が残した予測外れ「異次元の2年」 ド軍移籍後…データ会社も算出不能の衝撃

ドジャース1年目は54本塁打、2年目は55本塁打を記録
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)にドジャースの入団から2年を迎えた。この間、ワールドシリーズ連覇や2年連続のシーズンMVPと大活躍を見せたが、いずれも事前の予想を超える打撃成績を叩き出していた。今季は投打二刀流復活のため、本塁打の本数が減るとの味方だったが、結果はキャリアハイの55本。もはや誰も予測できない領域に到達している。
データ会社やアナリストにとっては頭を抱える2年間だったかもしれない。ドジャース1年目の2024年、米データ会社「ファングラフス」は38本塁打、122打点と予測したが、大谷はこれを軽々と超越。54本塁打、130打点をマークし、前人未踏の「50-50」まで達成して見せた。盗塁数も予測の17を大きく上回る59だった。
そして迎えた2025年。二刀流への復帰で「打撃成績は落ちる」というのが大方の見方だった。「ファングラフス」は42本塁打、MLB公式サイトも43本塁打と予測していたが、蓋を開けてみれば自己最多を更新する55本塁打。2年連続で予測を10本以上も上回る衝撃的な結末となった。
もはや大谷に関しては常識が通用しない。打者専念ならまだしも、今季は投手としてリハビリ登板を果たしながら、圧倒的な打撃成績を残してきた。ポストシーズンでの打者として3本塁打、投手として10奪三振の伝説は記憶に新しいところだ。
入団からの2年間で計109本塁打を積み上げ、ドジャース連覇の立役者となった大谷。データ会社は2026年にどのような数値を弾き出すのか。その予想を再び覆す結果を残すことは想像に難くない。
(Full-Count編集部)