村上宗隆は“第2候補”か?…漂う停滞感 迫るタイムリミット、7球団の関心でも決まらぬ事情

交渉期限は12月23日の朝
日本球界最強のスラッガーはどこに向かうのか。ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指している村上宗隆内野手は、22日午後5時(日本時間23日午前7時)が交渉の期限となる。タイムリミットまで10日を切った12日(同13日)にMLB公式サイトは「最新情報」を公開した。
MLB公式サイトは「日本屈指の強打者の一人について、いよいよ決断の時が近づいている」と紹介。MLBネットワークのジョン・モロシ記者の情報として、村上は「他のスター内野手獲得を検討している球団にとって、バックアッププランになるかもしれない」と言及した。
レッドソックスをFAとなったアレックス・ブレグマン内野手、ブルージェイズをFAとなったボー・ビシェット内野手らが市場に残っていることから、その兼ね合いで村上の去就は停滞気味となっていると指摘。ただ、モロシ記者の見立てとして、レッドソックス、マリナーズ、タイガース、フィリーズ、メッツ、ブルージェイズ、パイレーツが村上に関心を示しているという。
オフのFA市場では、9日(同10日)にカイル・シュワバー外野手がフィリーズとの再契約が決定。11日(日本時間12日)にはメッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手が11日(同12日)に5年契約でオリオールズへの入団が決まるなど、強打者の去就が決まり始めている。同じ日本からは巨人の岡本和真内野手もポスティングシステムによるメジャー挑戦を目指している中、NPB通算246本塁打を放った村上の決断に注目が集まっている。
(Full-Count編集部)