ドラ1入団から4年…鷹戦力外の風間が現役引退 1軍登板はゼロ、不動産会社で第2の人生

2021年ドラフト1位で入団…最速157キロも怪我に苦しむ
ソフトバンクから戦力外通告を受けた風間球打投手が13日までに現役を引退することがわかった。今後は一般企業に就職する。
風間はノースアジア大学明桜高時代に最速157キロを計測。市和歌山高の小園健太投手(DeNA)、高知高・森木大智投手(阪神戦力外)と共に高校BIG3と呼ばれた。2021年 ドラフト1位でソフトバンクに入団した。
しかし、プロ入り後は相次ぐ怪我に苦しんだ。1年目は右肘の張りと右膝、2年目には腰椎分離症も経験。3年目に公式戦初登板したがオフに戦力外を受け、育成で再契約となった。背番号3桁で臨んだ今季は右手小指を骨折。2軍登板はなく、2年連続の戦力外通告を受けた。
11月12日に行われたトライアウトでは打者3人に対し、内野ゴロ2つ、四球1つに終わった。最速は143キロにとどまったが、「今出せるものは出しきれたと思います」とスッキリした表情を見せていた。
今後は福岡に残り、不動産会社で営業マンとして働く予定。1軍での登板は叶わなかったが、第2の人生を歩み始める。
(Full-Count編集部)