巨人19歳は「バケモンやんけ」 異国で放った豪快弾…岡本流出も「新たなる希望」

巨人・石塚裕惺【写真:小林靖】
巨人・石塚裕惺【写真:小林靖】

ABL18試合で打率.343、3本塁打、出塁率.459、OPS.959の好成績

 オーストラリアのウインター・リーグ(ABL)に参加している巨人・石塚裕惺内野手が13日、ブリスベン・バンディッツとのダブルヘッダー第1戦に「1番・遊撃」で先発出場。同点の6回、逆方向へ勝ち越し弾を叩き込んだ。オフに異国で見せる“無双”に「マジで山田哲人になれる逸材」「石塚の体格チェンジすげぇ」とファンも大興奮だ。

 石塚は第1、2打席は凡退したものの、1-1で迎えた第3打席、相手左腕の速球を逆らわずに振り抜き、右中間へ勝ち越し弾を叩き込んだ。9回にもヒットを放ち、マルチ安打の活躍で勝利に貢献。ダブルヘッダー第2戦は3打数1安打1四球だった。

 リーグ戦では18試合に出場して打率.343、3本塁打14打点、出塁率.459、OPS.959の好成績を残している。とはいえこの日特筆すべきは、逆方向に放り込んだ第3号だ。DAZN公式X(旧ツイッター)も「希望しかない」と添えて映像を公開すると、「逆方向の打球がロマンありすぎ」「岡本和真を彷彿とさせる逆方向弾」とファンにも衝撃を与えた。

 他にも「バケモンやんけ」「新たなる希望」「豪州で化け物になってるじゃん……ヤバすぎ」「石塚なら期待できる、いや期待せざるを得ない」「10年または20年に一人の逸材」「一年目のオフでワンランク上がってる」「岡本が抜けたのにこんなのいるとかズルい」「岡本がいなくなる来年は、石塚が出てきそう」などと、オフの圧倒的な打棒が脚光を浴びている。

 巨人はこのオフ、主砲の岡本和真内野手がポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している。チームも大きく様変わりする中で、石塚が大きな希望になるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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