ド軍入団後に「?」連発…移籍組のカルチャーショック 他球団との決定的な違い

ドジャースのマックス・マンシー【写真:イワモトアキト】
ドジャースのマックス・マンシー【写真:イワモトアキト】

「独特なことの1つと言えば…」選手とフロントの関係性

 今年、ワールドシリーズ連覇を達成したドジャースは今オフ、エドウィン・ディアス投手を獲得するなど3連覇へ積極補強を見せている。連覇を支えたマックス・マンシー内野手が米ポッドキャスト「Talk Dodgers to Me」に出演して、他球団との違いを語った。

 司会者の女性から「フロントオフィスの人たちとの話はどういう感じなの?」と聞かれると、マンシーは「僕ら球団について独特なことの1つと言えば、オーナー、フロントオフィスの人たちのことかな」と切り出し、その関係性について語った。

 ドジャースの編成本部長を務めるアンドリュー・フリードマン氏は28歳の若さでレイズのGMに就任。低迷していたチームをリーグ優勝に導いた。その後2014年にドジャースの編成本部長に就任し、2023年オフには大谷翔平、山本由伸両投手の獲得などに貢献した。

 マンシー曰く、ドジャースの特異性は編成と選手の関係性だという。「彼らはクラブハウスに度々来るのだけれど、僕が実際に凄く気に入っていることの1つがあってね。他球団から加入した選手は『あの人は誰?』って感じになるんだよ」と明かす。

 クラブハウスでは選手とフリードマン編成本部長が直接コミュニケーションを取る機会が多い。「『何で彼(フリードマン編成本部長)は君のことをからかっていたんだい?』みたいになってね。そして僕は『まあ、僕らはこんな感じだから』という風になる。僕らは本当に親しい間柄だから、(フロントの人たちは)クラブハウスにいる人みんなに対してああいう感じに振る舞うんだよ」と話した。

 これが他球団から来た選手には不思議に映るという。「新しく(ドジャースに)入ってきた選手たちは『アンドリューに対して今何て言ったの?』ってなるんだけど、それを聞いて『僕らはただふざけているだけだよ。大したことじゃないし、とにかく楽しんでいるだけなんだ』という風に僕はなっているよ」と語った。金満球団と揶揄されることの多いドジャースだが、選手が集まるには理由があった。

(Full-Count編集部)

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