自宅で知った107億円男の報道 ド軍の補強に“不敵な笑み”「終わっていない」

同じ代理人という縁もあったグラスノー
メッツからFAとなり、ドジャースと3年6900万ドル(約107億5100万円)で契約合意したエドウィン・ディアス投手の入団を、新たな同僚たちはどのように感じているのか。タイラー・グラスノー投手がラジオ番組でチームの大型補強について語った。
31歳のディアスは160キロを超える直球、鋭いスライダーを武器に、現役選手では3番目となる通算253セーブを誇る。今季は62試合に登板して6勝3敗28セーブ、防御率1.63の成績を残した。大型契約はリリーフ投手としては年平均で史上最高額だった。
グラスノーは14日(日本時間15日)にデジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」の番組に出演。ディアスの入団について語った。
グラスノーはディアス入団の一報を「あの段階では自宅にいて…たしかネット情報を見た」と回顧。「僕ら代理人が同じなんだ。それで(契約を)知ってインスタを通じて彼にこちらから連絡して少しその話をした」と明かし、大物クローザーが仲間に加わることを歓迎した。
ドジャースは今季、タナー・スコット投手が10度のセーブ失敗を喫するなどブルペンが苦戦。グラスノーは「うちのブルペンは驚くほど素晴らしい」としつつ「ほら、野球におけるブルペンに時にどういうことが起きるか分かるだろう? 例えば時に良かったり悪かったり。うちのブルペンは時にほんの少し苦戦したと思う」と今季の戦いを振り返った。
その上で「うちのブルペンには信じられないような投手が何人かいる。そこに、あの役割に彼を加えたことは……彼のような重要な場面で投げる投手が加わったことはチームにとって非常に大きい」と語り、ディアス加入の絶大な効果を強調した。
このところドジャースは毎年オフに大型補強を続けている。グラスノーは「いつもオフにとても大きな動きをする。かなり、非現実的だ。過去に我々がしたことを考えると、まだ我々は終わっていないと思う。なので、このチームの一員であることは、素晴らしいことだ。フフッ」と不敵に笑った。
(Full-Count編集部)