1192億円男に圧勝…またNo.1に輝いた大谷翔平 ジャッジ“対象外”も稼ぎ出した「51.5」

投打二刀流で叩き出した規格外の数値
MLB公式X(旧ツイッター)は14日(日本時間15日)、2018年にメジャーデビューした選手の勝利貢献度「WAR」(ベースボール・リファレンス版)のランキングを公開。同年にデビューした錚々たる強打者を抑え、ドジャースの大谷翔平投手が堂々の1位に輝いた。
やはり異次元の数値だった。大谷のWARは「51.5」。2位に入ったのは、昨オフに大谷を上回る歴代最高額の15年総額7億6500万ドル(約1192億円)の契約を結んだフアン・ソト外野手(メッツ)で「42.6」だった。
ソトの数字も見事だが、大谷はそのさらに上を行く。投打二刀流で積み上げた数字は、3位のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)の「28.6」と比較すると、約1.8倍という差がついている。4位にはカイル・タッカー外野手(カブスをFA)の「27.3」、5位にはウィリー・アダメス内野手(ジャイアンツ)の「25.1」という大物が名を連ねた。
ちなみに“最強打者”として比較されるアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)は2年早い2016年のデビューで「62.3」を残している。大谷は来季、投手としての完全復活も予想されており、WARの積み上げはさらに加速する可能性がある。同期のライバルたちを突き放し、どこまで数字を伸ばすのか、目が離せない。
(Full-Count編集部)